
花粉症でもバイクに楽しく乗る方法
バイクに乗るのは風も気持ちよく、とても楽しいものですが、夏は暑すぎて冬は寒すぎるため、実は本当に快適に乗れるのは春と秋だけという見方もあります。しかし、春は花粉症のある人もいて、風を直接的に受けるバイクでは、症状を悪化させてしまうという方も多く、秋しかツーリングできない!とお考えの方もおられるかもしれません。しかし、ちょっとの工夫で、花粉症でも快適にバイクに乗れるかもしれない方法がいくつかあるので、紹介します。
まず一つ目は、常識的ですがマスクを着用すること。マスクが花粉をブロックしてくれるので症状の悪化を防げます。N95マスクのような、フィルターとしての能力が高いものがおすすめです。そしてもう一つのポイントは「ぬらして」使用するということ、いわゆるぬれマスクというやつですね。これが効果テキメン!これで私は春でも快適に、バイクに乗ることができるようになりました。
二つ目は、花粉飛散量を確認して少ない日を狙ってツーリングするということ。環境省のWebサイトで、飛散量が日々公開されています。また、雨が上がった日やその翌日は、花粉が雨で地面に落ちているので、花粉が少なくておすすめです。
三つ目は、バイクに乗るときの服装です。ライダーズスーツなどのピッチリとした服装は、スキマから花粉が入り込み、それが結果として鼻や口から花粉を吸い込むということを防いでくれるので、有効と考えられています。ツーリングが終わって家に着いたら、すぐに着替えてシャワーなどを浴びることで、花粉の取り込みを最小限にすることができます。
四つ目は、花粉症の薬をバイクの荷物入れやバッグなどに入れておくこと。本当に悪化した時にすぐ利用できるばかりか、「持っている」という安心感だけでも症状の悪化が抑えられることがあるそうです。
以上、ちょっとした工夫で花粉症の悪化を防ぎながら、バイクに乗ることができるかもしれません。春は桜など風景の綺麗な季節。優れた体調でツーリング先の景色を楽しみたいものですね。